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◆ 最近は、体と生活リズムが壊れてるところです。 (2012/09/23)
 
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久々の連休だったので、実家に居る。
この町の良いのは、古本屋の多い事だ。
キャラクターも中庸、大型、掘り出し物とうまく分かれており、都会で無いぶん駐車もしやすくて良い。


今日の買ったもの

・吉田戦車のゲーム漫画大全 (兄) /吉田戦車

つい、懐かしさのあまり。
吉田戦車は任天堂をネタにゲーム4コマをかなり描いており、本書はその再録版と言ったところ。それでも6年前の本だが。
中学の頃、同ジャンルの「ゴッドボンボン」を友人の家で借り、吉田戦車と言えば「伝染るんです。」と「くすぐり様」しか知らなかった母に勝手に読まれ、「よく解らなかった」と感想を受けた覚えがある。

今見ると、やっぱり独特だ。
体がヨッシーで頭が井上陽水な“井上ヨッスィー”ネタを描いた桜玉吉や、嘘ドキュメントタッチでサウナに入るマリオを劇画で描いたしりあがり寿も大概だが、吉田戦車はどうやって「ポリゴンを食べるLさん」や「おでんの具を尻からひりだすカービィ」や「坊主頭でニキビ面のリンク」や「相撲部に入部した写楽保介」などを思いついたのだろう。
でも、それを上回るイメージ破壊の王者は沢田ユキオだろうなあ。小さい頃嫌いだったなあ。

ところでなんで裸なんだ、マリオ。


・さくらんぼ論理/川島よしお

ひどい。

川島よしおは近年ファミリー誌で見て、まったりとしたギャグではあるけれど、「こいつ絶対小さい女の子の描き方にこだわりあるな」と言う絵の印象があったのだが、本書は99年と言うパラダイムシフト起きかけの時期に出てしまった、不条理+変態的な少女描写の燃えカスである。
ギャグの質も相原コージ(コージ苑、かってにシロクマなど)に近いと言うか、ちょっとソレに三ッ森あきら(Let's ぬぷぬぷっ、雀バカ三姉妹物語など)が混ざってきたみたいなどうでも良い感じ。

ただ、絵だけは妙に丁寧で、面白くはないけどとりあえず読みきることはできる。
ネタとしてはペニスバンドをつけたメガネっ娘が「船がディルド~」と言いながら船頭してるとか、そんなの。
50ページに1回くらい、笑える。


・中央モノローグ線/小坂俊史

まだ読んでないが、もしや東京モンでないと魅力半減の漫画ではないのか。
中野に住むイラストレーター“なのか”を始めとし、中央線沿いに住む女性の日常生活をボソボソと描いた4コマ漫画。



・ストロベリーシェイクSweet/林家志弦

ほう、こう言ったジャンルは初めてだな、ちょいと手に取ってみようか、と思って手に取った3冊が立て続けに「百合姫コミックス」だったので愕然としたが、その中の1冊。

まあ……いいじゃない。

エロだろうが恋愛だろうが、あんまり青臭いのを出されると苦手だけれど、とりあえずコレはコメディを多分に絡んでいたので、面白かった。
どこかのページで既に描いていた事だけど、「女の子×女の子! OK! ズガンズガン!」ってのが好き。もちろん男×男でも、男×女でも。


・事件の地平線/とり・みき

ああ、別に、面白くは無い。


・金魚屋古書店/芳崎せいむ

あああああ、やられた。
面白い。コレは今日一番の当たりです。

1巻、2巻をおためしに買って帰ってきたあと、再度同じ店に行って3~9巻と“出納帳”上下巻も買ってきてしまったくらい、やられた。

どんな本でも見つけることができる「漫画専門の古書店」を中心に、本を巡って起こる人情劇。
ただ、その漫画と言うのが全て実在するもので、「ゴルゴ13の熱心な読者が“海へ向かうエバ”の収録された本だけを買わなかった、その理由」とか、「海外の日本人旅行者の間で行われた、持っている漫画を交換しあう遊びで巡り巡ってきた“孤独のグルメ”」だとか、地味~に面白く、時々グッと来るエピソードが見られる。

登場する本がただのマクガフィンである話も存在するが、キャラクター設定も良く、特に「セドリ」(安値がつけられた価値のある古本を、価値が解る店で売る事で利ざやを稼ぐ職業)の男女の話や、少女が父親を追って印刷所を見学する話が、なかなか好奇心を湧き起こさせる。

基本的に漫画マニアのおはなしなんだけれど、良い具合に知っている漫画が話題になってドキッとする。
「闇のパープル・アイ」のエピソードで、篠原千絵イラスト集まで話が及ぶとは。
漫画好きにおすすめ。
 

・諸星大二郎 ナンセンスギャグ漫画集 珍の巻 妙の巻

く、くだらねえ!
「珍の巻」に収録された“無題”は、ナンセンスギャグと、小泉八雲の「茶碗の中」を読んだときのようなブッタ斬り感がたまらない。
焼酎呑みながら何か漫画を見たいって時におすすめ。または、お金に余裕がある時に買うべし!
 
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日用品を買いに行ったつもりが漫画ばかり4冊ほど抱えて家に戻ってくると言うのも少し切ないものがあるが、そのラインナップがまた悲しい。

まず1冊目は「男爵校長DS」の2巻だから、いわゆる萌え4コマで読み易く、ありがたい。



連載当初と路線が変わっていたものだから敬遠していたが、あらためて一気読みすると、面白いなあ、これ。ホントに面白い漫画。元々絵が上手いうえに筆致が安定しているのも良いが、お話も結構良い。

「弦音さんが二人?」
「片方ちっちゃいわよ?」
「妹かなー」
「過去の弦音さんが会いに来たんだ!」
「そういう話好きね」

劇中のネタの流れにあるとおり、「そういう話」が好きな人にオススメ。
元々が正統派ギャグ漫画なので、中途で突然現れるようになった「青臭さ」が鼻につくときもあるが、概ね面白い話です。

んでコレを読んでそれなりに爽やかな気分になったあと、再度レジ袋を漁ると現れたのが、




栞と紙魚子 殺戮詩集。

どう言う取り合わせで買ってくるんだよ。
ちなみに後の2冊は「栞と紙魚子の生首事件」と「孤独のグルメ 新装版」です。
ああ、一番最初に爽やかな漫画を読んでしまった。


栞と紙魚子シリーズもオススメですよ。
絵的にはまッッッッたく萌えないが、シナリオに強烈な面白さがある。オカルトと悪ふざけのミックスですよ。とんでもない。

魅力的なのが、主人公である二人の女子高生、栞と紙魚子のかけあい。
彼女らの住む胃の頭(いのあたま)町ではさまざまな怪異が起こるが、二人が全くそれに馴染もうとしないのがたまらない。

「ねえ いつだったかジョンを散歩させた時のことおぼえてる?」
「忘れようたって忘れられないわ 知らない土地を走り回ってくたくたになったもの」
「あのジョンを連れてた奥さんね また時々見るんだけど散歩のルートを変えたみたいなの」
「へえ…またペットを散歩させられるんじゃないでしょうね」
「まさか…もうごめんよ それがね あいかわらず連れてるものは見えないんだけど変わってるのよ この間なんか引き綱を引いて夕焼け空を歩いてたわよ」
「あの奥さん 空を飛べたの?」
「知らないわ この町は変わった人が多いから空ぐらい飛ぶかもしれないけど…」

しれない、じゃないよ。

あといっさいの脈絡無く現れる「妖怪ハンター」のセルフパロデイもたまらんです。
このシリーズは、集めようかと思うわ。
 


気が向いて衝動買いした第七女子会彷徨が大当たりの漫画だった!
これ、かなりいいセンスしてる。個人的には菫画報以来の衝撃を受けたが、絵が丁寧なぶんこちらのほうが一般受けし易いかもしれない。

色々な制度が壊れ、または作られ、時々変な怪物や幽霊が跋扈する日本で、現代のようにのんびりと過ごす女子高生の話。
詳しいレビューをしようにも昨年9月に出た本なので、既にまとまった記事が他サイトさんにありました。

http://d.hatena.ne.jp/makaronisan/20090805/1249416370

ここで大体、この漫画の姿は判るはず。

ものすごくほのぼのと、淡々と「アホ2人」が描かれているのに――
重大な、「主人公二人が制度によって決められた友達で、でも一応ちゃんと友達でいようとしている」設定に、何とも言えない頼りなさと不安を感じずにはいられない。

区分はギャグ漫画なんだけれど、厭な感じも拭えない奇妙なSF。
あからさまな退廃感も、キャラを蔑ろにする描写も、青臭い青春らしさも殆ど無いのに、それを読者に夢想させる余地だけは与えてしまう。
これ、個人的にはかなりオススメです。


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今日の変なもの



あるスーパーにて。
売り場から離れた中央階段にあった注意書きなのだが、いや、階段を降りようとしてるから、ここに来てるんだって私は。そこで階段があるよ! と言われても。

そう、



見れば解るんだよ。
それに何より不思議なのが、



元々必要無かった階段なんだよね。

絶対、「階段があるから注意!」以外の意図があるはずなんだ、ここ。
 
あのね。
言っても共感もらえないかもしらんけど、一応、言うよ。


「よつばと!」には


Pe'zの曲が合うと思う。



具体的にはね、Akatsukiなのよ。




と、言うのはね。

「よつばと!」、これ、元々は「あずまんが2」に収録されていた書下ろしが最初なんだけれども、なんと言うか、それでの内容は「夕焼け時のイメージ」が強いのね。
気だるい黄昏時に踏み切りで遊ぶよつばととーちゃんの図柄とか、そう言うのが。
いや、個人的ではあるんだけれども。


んでAkatsukiと言う曲にも、個人的に夕焼けのイメージを持っているのよ。
アカツキっつったら夜明けなんだけどもね。

高校の頃、17時頃にラジオで初めてPe'zのこの曲を聞いた記憶と言うものがあって、それからどうもこのバンドには「夕焼け」「黄昏時」のイメージが伴う。


単なる関連付けなんだよね。

夕焼けのイメージで出会った2つ。「よつばと!」と「Pe'z」がどうも重なる。時期的にも出会いが近かったし。

これ、恐らく大半の人に同意もらえない感覚なんだけれども、「よつばと!」のテーマは、本来夕焼け時だったと思うんだよ。

いやさ、うまくまとまらないな。
前回の記事で「ビールより日本酒だ」と書くべきじゃなかった。日本酒うまいわあ。
 
もうビールじゃねえな。
日本酒の季節だ。


今日の「中二病患者にオススメの本」



宙の名前(そらのなまえ)


定価3200円。
主に夜に絞って、空模様を表す様々な単語、慣用句を約800語収録した写真集です。
正直オススメ。

特にオススメなのが、発売時期によって「宙ノ名前」とカタカナ混じりなこと。

シリーズなのか、空の名前とか色の名前とか、そんな本もあったような。
 
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