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◆ 最近は、体と生活リズムが壊れてるところです。 (2012/09/23)
 
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自作の音楽を世界中に公開するのは、今や確定申告より簡単なことである。
しかし音楽を学ぶ場は別に増えているわけではなく、現代の作曲っ子は結局のところ「聞いた感じで違和感なければOK」で作曲するほかない。

しかしそれでは幅が広がらない。
継続していれば「感じのいい曲」は作れるが、「考えのある曲」は作れない。
いや、もちろん感じのいい曲が作れればそれで十分なのだが、しかし考えてみると、センスはあるのに知識が伴っていないと言うのは、非常にもったいない。今少し、和音の扱いにこだわりがあればもっと人気を得るだろう作曲っ子さん達は大勢いるはずなのだ。

さて、和音。
鍵盤楽器での話だが、コードネームは覚えておいたほうが良いだろう。
基本のメジャーコードにマイナーコードは当たり前だが、セブンス、メジャーセブンス、サスペンデッドフォースくらいは抑えておくべきだ。





あるコードを弾けばどう言う響きがするのか。それを体で覚えておくと色々と楽ができる。
Maj7は神秘的だなとか、mMaj7だと非常に怪しいなだとか、
そのうち、CMaj7(6,9)onFがどう言う響きを持つかも感覚で解るようになる。
コードネームつきのピアノ譜を用意するだけでいい。そして、左手部分を無視して、右手とコードネームだけで演奏すれば、その感覚は鍛えられる。


もしそれができたなら、次は「反行」を意識すればいい。
和声法の用語だが、現代、どうせ和声なんてどうでもいい話だから、参考にするだけでいい。

反行とは、ある2つの声部が互いに反する音高へ進行することを言う。
平たく言えば、「メロディが上がればベースは下がり、メロディが下がればベースは上がる」と言うことだ。

一本のトランペットと、一本のチューバを想像していただきたい。





トランペットが、パァー パァアアアー↑ と持ち前の輝かしい音色を活かして、上の音へと上がったとする。
この時、ベース担当であるチューバも同様に音を上がっていったとすれば、それは単なるバカの所業になる。
オクターブ上へと飛翔するトランペット。それに対してチューバは……もし、逆に下の音へとシフトしたなら、その方がより全体的な音色に拡がりが出る気がしないだろうか?


具体例:
http://www.e-moe.net/~pripas/box/2end.mp3

最初の「♪ソラシド」はトランペットもチューバも上がっている場合。
二回目の「♪ソラシド」はチューバが下がっている場合。

こういう仕組みをちょこっと意識するだけでも、いま作っている曲は少し面白みを増すはずである。
勿論飛翔感を出したい時は全パートで上がることが必要な場合もあるが、そうでなければ、ちょいと参考にしても損はないだろう。
 
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ファイナルファンタジーのヴォーカルコレクションシリーズが今でも好きだ。FF1から6までの幾つかの曲がボーカルつきでアレンジされたもので、発売は1994年。

何がスゴイって、ほぼ全曲が変化球なのだ。



特にこの『プレリュード』は、FFサントラ史に残る名アレンジだと思う。




知らない人もそういないと思うが、原曲。
よくこれを、アレにしたもんだ。

他にも、



『はるかなる故郷』のぶっとび具合がスゴイ。
これを聞いた中学生の時の友人、前田くんが「故郷、戦争起きてるじゃねえか」と言ったのを今でも覚えている。

エスニックな曲調も、音域広すぎるクラリネットも面白いが、特筆すべきは歌詞。実は1フレーズをまるまる逆再生すると……

http://www.e-moe.net/~pripas/box/mhsh_rv.mp3
鳥は歌い踊るメロディ←蝶は変容の祝福←はるかなる記憶抱いて←巡る螺旋に身を委ね

と、日本語詩になるのである。
なんでやねん。




『親愛なる友へ』のアレンジもおすすめ。なんかね、いい。




このCDのせいで、『悠久の風』の原曲がいつだって思い出せない。
 
ゴンチチがイージーリスニングとは思えない。
結構、この人達の曲って、気楽には聞けない斬新さと攻撃性があると思う。ゴンチチのCDをiTunesで読み込むとジャンルが“New age”になることがあるが、実際それが適していると思う。

いや、あのね、ホントに。不協和音と快適の間をしばしばさまよう。



癒されると評判の『放課後の音楽室』だって、ちゃんと聞けば、びっくらするくらいのテンションコード(根音に対して9度以上の音を含んだ、緊張感を与える和音)経過音(次の和音に行くための、本来ハーモニーの構成音とは無関係な音)にまみれている。聞き様によっては、ギターが奏でる旋律は全部ブレイクビーツで、その上に実験的に音を重ねた前衛芸術としか思えなくなる。
たぶん、この曲を聞いて癒された人の7割は、「癒される曲っぽい」から癒されただけだろう。

ただ、ゴンチチのすげえのは、そこなのだ。
ミックスがすげえのだ。

Pe'zのミックスもたいがいスゴイ。
彼らは「汚い音を汚いまま聞かせる」のがスゴイ。
だがゴンチチのは、「例え汚い音であろうと、音楽として説得力を与えて聞かせる」のがスゴイ。

ゴンチチをただのイージーリスニングだと思っている人は、是非アルバム1枚、よッく聞いて欲しい。
実は、かなりの“暴虐”がある。



ちなみに、もちろんゴンチチの曲にはイージーリスニングと言うか、心休まる曲もある。
個人的には、中でも『waltz in blue』が最強だと思う。



 
昨日ちょこっと書いた漫画『ヨコハマ買い出し紀行』には、アニメやドラマCDが存在する。そしてそれぞれ、曲がなかなかに良い。



Cafe Alpha
確か、ゴンチチが担当した曲。



ツール・ド・ヨコハマ
来年あたり、これをバイク用スピーカー(スピードに応じて自動で音量調整されるもの)で鳴らしながら農道を走るのが夢です。


ああ、明日はフリーです。
カブ直して、曲データ作って、Bacchanaleのオーケストレーションして、世界樹まとめ更新して、あと洗濯と掃除だな。
 
いっろいろ作業遅れてるなあ。夏、忙しいわ。ほんと、すいません。
間が持たないのでしばしば言っている「作成中のゲーム」のBGM置きます。

『おうちにかえろう』
アドベンチャーゲーム、夕方の屋外のテーマ。
理屈屋の女子中学生3人組が、公園や、コンビニや、ゲームセンターを練り歩きます。
フレーズごとの盛り上がりが特徴です。

『はじまりの扉』
推理シーンBGM。ラストは同じフレーズなのに移調しちゃってて、ループに悩んでいます。

『魔女との出会い』
上2つとは違うゲーム用。RPGで、何の因果か混沌の魔女にチュートリアルバトルをしてもらう時の曲。
ざっくばらんに戦い方とか属性とかを教えられます。


もしかしたら、今までにもアップした曲かもしれない。
作業途中の恥さらし的なコンセプトとして、そのうちコーナー作った方いいかしら。
 
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