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◆ 最近は、体と生活リズムが壊れてるところです。 (2012/09/23)
 
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須藤真澄の『庭先案内』を全巻大人買いし、OYSTER(ウムラウトつけるのめんどい)の『男爵校長 High!』も買って、どっちも面白くてああ、漫画はやっぱりいいねえ、などと『金魚屋古書店』の登場人物みたいな事を言っています。

OYSTERは、4コマ界の中ではかなり上位レベルの絵の旨さと、がむしゃらなノリの良さと、セリフ回しや構図はシュールながらかなり基本的な起承転結を抑えた正統派ネタ運びが特徴だと思う。
また、男爵校長シリーズには文化系男子の理想が見える。小原愼司の漫画の次くらいに。成長と不安に悶える女子高生やら、小難しいTRPG設定やら、第2部「DS編」の路線変更は結構賛否両論なんだけれど、なかなかに「超展開」を「作品のテーマ」にねじ曲げる、かいな力を感じて好きだ。

須藤真澄は『ナナカド町綺譚』を古本で読んでからハマってしまった漫画家で、日常を舞台にした、ものすごく暖かく優しいファンタジーの名人。
ゴリ押しがなく、キャラクターの動きのあるがままが、愛しく、悲しく、生命力に溢れていて、何ともたまらない作家。説教臭くない「生きてるって面白いなあ」が楽しめる話が多く、非常に好きである。



んで、




新刊が10月22日に出るそうで、買わなきゃなあ、なのね。
何か2010年っぽくない表紙だけれども。

ともかく、これでたぶん今月の新刊チェックは終わりだと思う。来月はまたあるのよね。
よつばと! 10巻、11月27日。
金魚屋古書店 11巻、11月30日。
そして、ラジヲマン、11月20日。
おおー、出るんだラジヲマン。
あさりよしとおがだいぶ前に書いていた、放射線漏れしてる正義の味方の話。ブラックギャグ。

あと、地味に未チェックだった、



先月発売のこれも買っておきたいなあ。

あと、小原愼司で思い出した。



ずっとずっと買いそびれていて、気づけば中古すら見当たらない『パノラマデリュージョン』。
4年くらい前に始まって3巻で無理やり終わった、小原氏の驚異の打ち切りSFアクション。
もう、すっげえ打ち切り方だったんですよ。人気取りのエロが無理やり過ぎて逆に面白いみたいな漫画かと思いきや、なんか最後は「そして数億年後……」みたいな締め方をした無駄に広大なお話でねえ。いやあ、見つからないんだよなあ。今更。
 
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朝日に照らされるノシャップを通り過ぎ、




普通に道端にいる鹿に見とれながら、宗谷岬へ。
札幌からちょこっとだけ離れたら、常識と思っていただいて構いません。鹿。
ホント、車で1時間も走れば、「1年に1回は見るよねー、鹿」な感じのムードだから。




間もなく、防波ドームにたどり着いた。
風と波を防ぐための建築物なのだが、妙な「ロケ地っぽさ」で有名。夏季の旅シーズンになると、旅人のテントがずらりと並ぶそうだ。




いよいよ稚内市街地に入ると、異常なまでのセイコーマートの多さに気がつく。
セイコマは北海道を中心に展開するコンビニチェーンで、田舎に行くほど多くなる(と言うよりその他の有名コンビニが手を出さないので、相対的に多く感じる)特徴があるのだが、それにしたってどうも多すぎる。

そう。宗谷総合振興局に入ってからセイコマばっかり連続で7、8軒は見かけていたが、うち5軒は稚内市だ。一丁超えたらまたセイコマって、そ、そんな北の果てで同業がひしめきあってどうする。

ともあれ、最北端に向かうに連れ徐々に強くなる波の動きを傍目に、我々は(というか大将が)車を走らせるのであった。
 


私の家の近くには『はなまるうどん』がある。だから、大将が「晩飯食おうぜー」とか「何かしようぜー」とか連絡をしてきた場合は、まずはここでうどんと言うことになる。

何でも大将のバイト先が何かアレでこうで何ともソレだと言うから、愚痴を聞くことになったのが14日の18持頃。ちょうど休日だったからはなまるに付き合ったのだが、その折に15日も休みだと言ったことが、大将の何かに火をつけた。
よっしゃ、どっか行こうぜ。
何処に行く。

「北?」










宗谷岬に連れていかれましたー。


さすがに皆さんご存知であろう。
宗谷岬は北海道最北端の岬。稚内市にある、まごう事無き日本の果てだ。

長旅になるということでツタヤでDVDを借りたり、リサイクルショップを巡ったりを経て、夜9時半頃札幌市南区を発つ。
稚内まではおよそ350kmだ。時間にして約7時間!

途中、どこかの道の駅の駐車場で仮眠を摂った。
宗谷岬から110kmほどの所だと思う。
街灯は少なく、外に出ると、何とも夜空が綺麗だった。
気温は10度以下。
凛とした空気の下、星の数は幾つもあって、なるほど、これだけあれば星座なんて幾つでも描ける、と言うぐらいだった。

しかし感動もつかの間。
この時期、毛布なしの車中泊は寒冷地獄。夜中の3時から「5時くらいまで仮眠を摂ろう」と言うものだったが、とてもマトモに寝付けたものではなく、仕方なく4半過ぎに出発することになった。
(おかげでこの2、3日前にひいた風邪がまだ治らないのね)




夜明けは、風力発電の町、羽幌にて。




夜始まる旅にとって、夜明けは欠かせない「節目」だ。
旅って言うのは、終わりと始まりの連続だ。だから、夜明けをどこで迎えたかと言うのは、割と重要になる。




ノシャップ岬に着いた頃には、既に朝になっていた。
ノシャップ岬は、宗谷岬の次に北にある岬だ。広場に置かれた時計とイルカのモニュメントが特徴的な観光地である。




ひねくれて、真横から撮ってやったわ。
ググればいくらでも見つかるもん。正面図。




朝日の逆光から撮ってやったりね。




さあ、宗谷岬まではもう少しだ。
 
トイレが狭い。

いや、入居した去年の今頃からずっと思い続けてきたのだが、トイレが、狭い。
どうしたものかと悩んでも広くなるわけではないのだが、




『伝染るんです。』の1ページをドアに貼り付けることで、何とか事なきを得た。
 
情景を伝達する歌詞が書けない。
思い浮かんだ様々一枚絵をミクロに切り取って、その感触を、文章にしている感覚がある。
たぶん、父親の影響があると思う。
30代まで俳人だったらしく、「推理小説のような俳句」を書く人として、その界隈では有名だったと言う。

http://www.e-moe.net/~pripas/box/rengesui.mp3

蓮華水

命の花ぽとり
花弁が揺れて
僅かに一雫
甘く匂うよ
海辺に陽が沈んで
魚が泳ぐ
夜空に波の音が
遠く消えてく

月が浮かぶソーダ
一人飲み干して
静かに
眠れ
眠れ
心燃やして
砂時計はもう回らない
騒ぐ
騒ぐ
蓮華の渦に
飲まれて
進めよ



なので、憧れるのはやはり、「伝えるべくもない」歌詞である。
言語の選び方などは、例えば高校の頃おおいにハマった、ステッパーズストップのセンス(確か“たゆみ。”に詞があったと思う)に少なからず影響がある。

その他にも――




これとか。



何なんだろうね、これは。
ここまで外面的な連結を伴わない歌詞は、ちょっと、さすがに憧れるよ。
 
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