的な。
botの素材として、ファンであるゲーム『世界樹の迷宮』シリーズのプレイヤーキャラクター・地味子さんを選んだわけだけれど、作るからには、botっぽさよりも、
マジこれ中に人いない? って感じを出したいと思っている。
そのためにはリプライに対する返信の充実もひとつあるんだけれど、キャラクター設定を掘り下げるのもひとつの手だと考えている。
一応補足すると、地味子さんはゲーム中、補助特化のレンジャーなる職業を営んでいて、かなり便利でスキル習得に凝ってしまうと「もうレンジャーなしのパーティ編成は考えられない」ってくらいの凄腕なんだけれど、縁の下の力持ちっぽさが前面に出ているし、公式でも地味な感じがネタにされている可哀想な人である。
ただそれでもエンディング目指してると、(なにせゲームの目的もあるし)それなりに成果をあげちゃって、英雄呼ばわりすらされちゃうくらいで、
矛盾が生じる。
地味子botは、その矛盾を利用して人間臭く出来ればなあ、と画策している。
地味と言われるのは正直心地良くないんだけれど、でも性格からして地味なことが好き。
世界樹の迷宮を踏破して、うっかり英雄と呼ばれて一時期チヤホヤされるんだけれど、月日が経つうちに熱狂も止んで、「普通の冒険者」に戻っちゃって、地味なのもいいのかな、自分にとっては当たり前のことなのかなと思っている時期。
「なにかでっかいことやってやるぞ」と想いを掲げたはいいけれど、ホントに目標を達成しちゃうと、「大成するために何かを犠牲にするよりも、その場その場の幸せを尊び、生きながらえることのほうが重要なのかな」とか考えちゃったりする。そう言う感じを出す方向で、行きたいと考えている。
だから地味子botの年齢設定も、ファンタジーで言う
一大事業を成し遂げちゃう年齢:15~19歳を超えて、自身なりの目的を達成したあと、しかしなお人生は有り余っていて、寧ろこれから何かしなきゃいけない、20代前半あたりを想定している。
だから10代の設定であるメディ子を「若い娘」と呼んで年寄りぶりたがるし、一方で「まだ自分には成し遂げられないことが多い」と、経験不足を自虐したりする。
その、ややこしさをランダムポストの中で出していけたら、面白いなと思っている。
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