突然そんなこと宣言されても、「え? なになに?」と言った具合であろう。私にもそれが蟷螂拳であるのかはたまた未詳のみみずく拳であるのか、とんと検討がつかぬ。
ただ、最近、この――フォントを買ったのだ。
実は、有料フォントを買うのは初めてである。
この場でおすすめしたいくらいに、同人やその他印刷物ではふだん、無料フォントに頼りっぱなしで、実際のところそれで間に合うことも多いのだ。特にコミック用明朝体もモノによって無料で公開されているのは、大変ありがたい。
ところが最近、姉から「クラフト墨持ってる?」と聞かれた。
これである。
ああ、いやあ、とんと。
えるまーフォントなどカテゴリの近いものはあるが、そのものはなかったし、ちょいと調べてみればいま3500円くらいで売っているようなので、買ったわけである。
そして、ついでに気になった他のフォントも買っちゃったわけである。
例えばいま、友人・大将とかかわりのある居酒屋でamaやんのプチ仕事が貼られているのだけれど、これにも早速、「一子相伝の秘術であった! フォント」が使われている。いや、ごめん、実際のフォントの名前忘れた。
たしかこれ、ロゴに大々的に使ったらイカンけど、これ自体が非営利の一般印刷物だったなら使ってOKという、微妙にケチな規約だったと思う。
註釈・・・清田区の「手羽ーらんど」ね。私も今度飲みに行くわ。ともかく、なかなか、新しいフォントを買うというのも面白いもので、別に印刷が仕事でもなんでもないのだけれど、クレジットカードの支払いに怯えつつ、少しずつ見ていこうかと思う。
ちなみに、先日の赤平編については、
これなんだっけ。味わい毛筆だかなんだか。
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