KORGの
microSTATIONを買うことにした。
と、書いた瞬間にやっぱりX-50とも迷ってしまった。
いや、ね。
演奏の仕事をする時はここ最近ずっと近場で、しかもピアノ常備してあるところだったんだけれど、久々に遠出の営業があるからJUNO-Dさんを動かしたら……
鍵盤がぶっ壊れてるの。
リード楽器の高音が値段相応のペラさではあるものの、コストパフォーマンスは良かった名機。
発売間もなく買ったんだけれどね、音源は生きてるから録音には使えるけれど、演奏にはもう無理。タッチレスもなんもない、かたかた鳴るオモチャキーボード鍵盤なのもツライ。
一方私が普段使っているのはローランドのFP-5。
ローランド特有の、音色を入れすぎちゃった電子ピアノ。
ピアノ音がいいし、何気にブラスがリアル! パーカッションキットになぜか収録されている「ティンバレスのふちを叩く音」!
DTMにも使いでのある超お気に入りの名機なのだが、難点は重量。
幅1m30cm、奥行き36cm、高さ12.8cm、そして重さ21kgは、持ち運びにはとてもキツイのよ。
ケースに入れて肩に担ぐと、なんかいろいろ後悔する。歩きたくなくなる。拷問みたいになる。重くても持ちやすければいいのだが、結構操作部も大きめな88鍵盤では、方向転換と階段移動がややツライ。
ある程度は体力でカバーもできるが、更に問題なのが車移動だ。
ひとりぶんなら実家のCR-Vを借りればいいが、遠方で他の人の車に乗せてもらうとなると、ギターもベースもアンプもあるのにひとり場所を取るわけにはいかない。
本当に気に入っている機種なんだけれどね、持ち運びだけ、非常に難しいのである。
【余談のやり取り】※ 菜山アヤメさんのこと。オリジナルキャラであり、一時期食いつなぐために胡散臭いWEBライターをしていた頃の偽名なのだが、日本郵便では私の同居人として登録されている。
で、で。
そういう時のために、麦ちゃん以外にもライトなものを持っていていいんじゃないかと思って探したのが、例のKORG、microSTATION。
幅78cm! 奥行き21cm! 高さ8cm!
そして重さは2.6kg!年老いた猫かッ!ただ、ちょっと当初の予算を超えてしまう。
microSTA……めんどくせえ、
小麦ちゃんは安く買って55000円くらい。いや、中身からすればじゅうぶん安いが、どう考えてもギャラで相殺できないレベルなので、それならせめて39800円、更に「これは良いものだよ!」というお墨付きのあるX-50でもいいかなあと思ってしまったのだ。
私は体脂肪計って呼んでます。
ううん、でも、なんか古臭いキーボードみたいなデザインの小麦ちゃんは可愛い……
ただX-50は、両端を掴めるわけだから、ツインテールだよな……
ツインテールもいいよな……
そして、夜が更ける。
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