この前、スーパーファミコンのソフトを大量に買った話書いたじゃない。しかも、なんらかの不調でうまく映らなかったって言うところまで。
昨日ね、人づてにスーファミ本体を譲り受けたものだから試しに起動させてみたら、見事に映ってね。夜はずっと、ソフト65本の動作確認をしていました。
ただ、画面が緑色だったんだけれどね。
表示がブレたり、ソフトの異常もないのに映らなかったりと言うことはなかったんだけれど、どうもスーファミ本体側の映像出力がおかしくて。
黄色と茶色が明るい緑色に置き換えて表示されちゃうの。
だから、
エポック社のたぬきは緑色だし、
アスキーの馬のたてがみも緑だし、
というか馬が緑だし、
美少女も違う星から来てるし、
ちょっと面白かったんだけどね。
でも最近のテレビはとても便利で、よくテレビの映像設定といえば、せいぜい明るさとコントラストくらいなものだと思ってたんだけれど、うちのレグザさんが画面上の色をスポイトツールで検出してそれを任意の色に置き換えると言う
フォトショみたいな事をしてくれたものだから、普通に遊んでいる。
それでひと通り遊んだ結果、65本中61本が正常動作!
本体の古さもあってか時々電源を入れてからの起動が遅いこともあるが、現役のスーファミプレイヤーだった小中学生の頃だって、そんな本数遊べなかった。それだけのゲームを自由に遊んでいいだなんて、当時の私に見せたら狂喜乱舞しただろう。
ただ、
ただ、お得なパックで安く買ったものだから、別にやりたくないゲームもはいっているけどね。『宮路社長のパチンコファン勝利宣言2』とか、『パチスロランド ぱちぱちコインの伝説』とかね。元々私はいっさいのギャンブルをしないし、だからと言ってパチスロファンを揶揄する気持ちはないのだけれど、しかし家庭用ゲームでのギャンブルジャンルというのは、何だか好きじゃない。
たぶん、全般的にこの手のゲームはデザインや演出がナンセンスギャグに満ち溢れて、カッコよくないと感じるからなのかもしれない。
それと、スポーツジャンルのゲームはいっさい興味がない。これは単純に、実際のプロ野球やワールドカップにも全く興味がないからだと思う。
私が能動的に自身で買ってプレイしたスポーツゲームなんて、投球フォームを自由にエディットできる『'98甲子園』くらいだ。それですら野球そのものがつまらなくて、すぐ手放したのだ。
プロレスゲームというのも、あまり惹かれない。いや、実際のプロレスは、まったく知識がないなりに見れば楽しめるのだけれど、スーファミの頃のプロレスゲームって、いっさいゲーム的なゲージが出ないのよ。
疲れているのか、技が効いているのかも、起き上がるまでの時間が延びるとかそんな曖昧な感じで、やっぱりゲームって、画面上にいっさいのゲージや数字が無いと、いつ終わるのか何だか不安になるのだ。
私が能動的に自身で買ってプレイしたプロレスゲームなんて『ランブルローズ』くらいだ。
見れば解る。というわけで、『Jリーグサッカープライムゴール』『スーパーフォーメーションサッカー94』『スーパーファイヤープロレスリングスペシャル』『ジャンボ尾崎のホールインワン』あたりは、私にとって正直要らないソフトなのである。
ジャンボ尾崎だけ、HAL研だったから気になりはしたけど。
尾崎の顔も最初緑色だったけど。
もちろん逆に、これは動作してよかった! というゲームもある。いや、寧ろ、これらさえあれば6000円
(ソフトの購入に使った金額)の価値はある! という。
まず『スーパーメトロイド』!
言わずと知れた名作探索アクション。小説家の宮部みゆきを「365日のうち360日はコントローラを握っているゲーマー」にさせたきっかけのゲームとして知られている。一部には。
ゲーム史的には、スーファミ発売したてで未だ「アクションにおいて、プレイヤーの操作を妨げてまですべき演出は無い」と思われていた時代に、ラスボス戦の途中でオートイベントを仕込むという画期的な試みを実施、当時最新鋭の演出を盛り込んだターニングポイントでもある。
『魔神転生II』!
アトラスのシミュレーションRPG!
これを知っているというだけでちょっと通ぶれる!
やっぱり悪魔とか月齢とか言っちゃう!
音楽の渋さが評判。
『ドラゴンクエスト6』!
なんでこれがお得パックの中に入っちゃってたんだろう。
ちなみにドラクエは3以外まともにやったことがないけれど、ファンだった姉の影響でCDドラマやら4コマ漫画劇場なんかで5までのストーリーは知っている。6からは、本当に未知。ちょっと楽しみだ。
その他にも『ダークハーフ』『学校であった怖い話』『フロントミッションシリーズ ガンハザード』『ロマンシングサ・ガ2、3』などなど面白そうなものは色々あるんだけれど、ちょっとね、今回のことではじめて気がついたことがあるの。
私、格闘ゲーム好きかもしれない。いや、実は、マトモにやったことが一度もなかったのよ、格闘ゲーム。
ちょうど小学生低学年の頃がストIIブームだったんだけれど、当時は下手で、友達と遊んでてもやらせてもらえなくて。今回の65本の中に『ストII』『ストIIターボ』『餓狼伝説スペシャル』『サムライスピリッツ』なんかがあるからやってみたら、ふふ、いや、面白いじゃない。
当時のプレイヤーはよく、「昇竜拳が出せない」「歩きながら波動拳だよ」とか言ってたけれども、
出せるじゃないか、普通に!そして、格闘ゲームのキャラクターって、いちいち設定が面白い!
いや、
ナコルルかわいいね。(2011年にもなって、だからこそ言ってみた)ということで、しばらくスーファミにハマろうと思う。ゲームアーカイブスの『シルバー事件』が途中だけれど。
そうそう、動作確認をしているときに、『シムシティ』の練習モードで少し遊んでたんだよね。シムシティは攻略本だけ持ってたから、離島に発電所を置くくらいは知ってるんだけれど、「市長の家」をどこに置いていいか解らなくて。
とりあえず原発の隣に建てたけど、まだ元気かな。
建てた瞬間「ヒュー!(パチパチパチ)」って歓声が聞こえて、どうしようかと思った。 PR