昨日、こんなツイートをした。
と言うのも、仕事帰りに発泡酒を買ったのだが、落とした拍子に缶に穴が空いてしまい、せめて残っているぶんだけでも飲み干そうと缶を傾けたところ、ちょうど飲み口の近くが空いていたもので盛大に被ってしまったのだ。
薄れ行く意識の中で(薄れてないけど)「ああ、これ可愛い女の子だったらエロいんじゃない?」と思った末のツイートがこれ――
転じてコレである。
いや、打ち込んでから思ったのだ。液体なら本当になんでもいいのか? と!
すぐに
箱さんからリプライが来た。
マヨネーズは常温で放置しておくとそのうち液状化するが、たしかに、なんか、如何にも油っぽく、生活的な匂いがして良くない。
私もすぐに思いついた。匂いが特異すぎる物、とりわけ取り扱いに注意すべき物はあんまりそそられない。日焼けオイルを除き、油ものは女性の体にかけるべきではないだろう。
しかし、本当にそうだろうか?
考えてみると、例えばこんなシチュエーションだったら?
そう、ピンチである。
昔から「女の子のピンチ」に我々は弱いのだ。魔法のステッキは鞄の中、身動きがとれないと変身することもできない。大変だ。
しかもマヨネーズにも対応できる。
なぜそんなものをかけるのかは解らないが、とにかく今は少女探偵フェアリー☆ホワイトの大ピンチ中なのだから、
マジックインキだろうか、
ウォッシャー液だろうが、
熱したチョコだろうが、
生卵だろうが、
流しそうめんだろうがなんでも垂らして問題はないのである。
しかしここで強敵が出現する。
とんかつソース! これはあまりにも生活的過ぎる。マヨネーズやチョコ、生卵と何が違うのかと言うと、何となくそれらよりも「あ~、もうタッくんたらまたこぼして~……メッ!」と言う感じがする。
「汚される少女!」
(ものすごくエロ小説のタイトルっぽいが)よりも、単純に「汚い」のほうが強いのかもしれない。
――だがこれも、シチュエーションを変えてみれば……
巨大怪獣にしゃぶりつくされるのなら!
エロくなる!
……そうでもない?
なんかふと我にかえる。そう言えば探偵だった。
そんな中、テレビアニメ化。
…………
溝呂木むぎほキャラクターイメージ。
「むぎほ」なのは、最初に書いた発泡酒が『麦とホップ』だったので。
私立デロリアン中学の2年生。成績優秀な図書委員。体育だけは苦手だったが、フェアリー☆ホワイトになってからは身体能力が上がり得意教科に。
フェアリー☆ホワイトになった成り行きは、現在企画中。
フェアリー☆ホワイト、ラフイメージ。
描いている最中は、ずっと中学生の頃の落書きを思い出して恥ずかしくなっていた。ツッコミ不在でツイートだけが進む。
一回事件に巻き込まれるたび何かしら液体をかけられる探偵、と言うキャラの立たせ方はありなんじゃないだろうかと考える。
ほら、いちいち世界各地で拷問にあう勇午みたいに。
見てる方も「今回はこの液体かぁ~」みたいな。
スコーピオン。
フェアリー☆ホワイトとの攻防で顔の右半分にやけどを負い、以後はその復讐のために暗躍する。
執拗かつ冷酷な電気ムチ責めに耐えられる者はいないとかどうとか、じゃあ灯油かけないでそれ使えばいいじゃない。
木川たまき。
小学生の頃、いじめられていたむぎほを助けてからの大親友。
ぽっちゃり体型がちょっと悩みで、第14話『みんな目を覚まして! ダイエット薬は禁断の味?』ではスコーピオンがダイエット薬と称して学園中の女子に配った催眠ウィルスにより、むぎほを攻撃する。
ちなみにその話は、なんかこう、最後は「無理なダイエットはやめようね!」みたいな、そう言う保健体育的なオチで終わる。
ほら、掲載誌は少女漫画雑誌だろうし。
なんだか、どんどん設定が固まってゆく。
テレビ東京系18時半から放送。みんな、テレビの前で待っててね!
――ぐうの音もでねえ。
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