行ってきました。泊村。
と言うのも、以前記事にした友人・大将のライダーハウスがすでに営業しているので、ならせっかくだから行ってこよう、ついでに大きな祭があるから、それを楽しんでこようと思ったわけである。
出発は17日
午前1時20分。
自宅からライダーハウスまでは、120kmほどの距離がある。遠いように思うが、50ccでも4時間。夜中に発つような道のりではない。
実は、大将にも内緒で、
積丹半島を回ってきたのだ。積丹半島とは、上図で言う【B】の上にあるぴょこんと飛び出た部分。海沿いを走るだけの、とりわけ観光に於いても生活に於いても発展しているとは言えないルートだが、岬とトンネルの多い特徴的な地形は、ライダーにとって一度体験しておきたいスポットなのである。
さて、計画も練ったところでいよいよ札幌市白石区にてスーパーカブ・ユグドラシル号にエンジンをかける。元々リッター100kmの低燃費として有名なカブ、ガソリンには余裕あり。セルフスタンドの有無を考えても、小樽あたりで給油すれば泊村までは十分に持つ。
まず中央区へ向かってから、函館までつながる国道5号線に乗ることにした。
深夜1時40分の時計台。なかなかレアじゃない? 当然真っ暗だけれど。
そこから北上すれば、
深夜のかに本家、
深夜の札幌駅、
深夜のビックカメラ札幌店東口と、近くに住んでいなければ解らない光景を目にすることができる。
道外の皆様、札幌に旅行することがあったとしても、こう言うの、見には行かないでしょ。こんな感じなんです。2時前の札幌中心部って。
ともかく、そのまま高速道路沿いに小樽方面へと走らせる。
画像は、途中、銭函(ぜにばこ)駅を経由する時の雰囲気ある踏切。
夜なので詳細な景色は解らないが、以前拾った画像によるとこの辺りの駅は、
こんな感じらしい。
ムード、あるねえ。
3時20分頃、小樽駅に到着する。小樽もなにか祭があるのか、協賛企業の書かれた提灯がメイン通りにぶら下がっている。このまま5号線を進み、オタモイ、忍路、余市と進んでいけば積丹半島に入ることができる。
空は徐々に明るみを増してくる。いよいよ――
夜明けが来る時刻だ。
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