黒のステップワゴン。それも車載容量を重視して後部座席を取り外したもの――と言えば、今までこのブログを読んでいただいていた方たちにも、馴染みがあるかも知れない。友人・大将の乗る車だ。
それが現在、私の家の前に置かれている。
というのも大将が引越しをしたので、250ccバイクを職場経由で現住居に乗り入れるあいだ、車は預かることになったのだ。なので、今日の午前中に返す予定になっている。新居は私の家から3kmほどで交通機関に近いから、返した後も動きやすい。
徒歩5分圏内にコンビニ、スーパー、更には風呂屋、うどん屋、古本屋、ツタヤなどあり、建物自体も駐車場付きで築10年ちょっと、何より良いのが1階に101しか無いから左右に気兼ねの無いことだという。
前にも書いたが、札幌は曲がりなりにも北海道の都会で、中央は住みづらいが、車で15分離れれば程良く拓けた割に家賃が安く住みやすい。ちなみにもう45分離れれば車道に鹿が出る。
さて、引越しとなればそれ自体に金がいるが、引っ越した後はもっとかかる。たいていは間取りも、壁紙も大きく変わるから、家具が欲しくてたまらなくなるのだ。6日は、バイクを取りに行く前にホームセンターに行った。
実際のところ、これはあまり良くない。どんなにつまらないただの棚でも、どこに置こうか考えてしまうのである。私もこの一ヶ月間、セーブにセーブを重ねて、ホントは要らないはずのものを、買わぬように、どうにか――
買っちゃった。会議用長机。(と椅子)
買っちゃった。かえるさん。買っちゃった。黒胡宝。(大将オススメ)
最後家具じゃないのだが、いや、最近、マズいことに気がついてしまった。
私の家、徒歩3分圏内に酒屋がある。この前帰り道ですれ違った男子高校生が
「スゲー! この辺何でもあるじゃん! ローソンあってサンクスもあるぞー!」と絶叫してて感慨深かったものだが、ローソンがあって、サンクスがあって、酒屋まであるのだ。
ついでにレンタカー屋とコインランドリーもある。
イズレにしても、誘惑があればあるだけ、気持ちのセーブは必要になるのだ。
ほら、大将なんか今日
人工芝を自室に敷くか半ば本気で考えていたし。「例えば友達の家にいって、人工芝あって、一部分盛り上がってそこに穴開いててパターの練習できたらめちゃくちゃ面白いよな」
面白いけれども!でも止めてない。私、その横で寝室にい草を置くか考えてたし。
コシの強いうどんを食いながら、大将は語る。
そろそろな――確かにソファは欲しいけれど、支払計画も組み立てて行かないといけないし、お金のことをちゃんと考えなきゃいけないと――25歳にして考え始めているんだよ。私も最近、一応、前よりはお金のことを考えて生きるようになった。
26歳にして。※ 大将は1月生まれなので、同学年。今後は「あと2日遅かったら電気が止まるところだった」なんてことが無いようにしたいと思う所存です。まだ電力会社に転居知らせてないけど。
25歳たちの遊び。
PR