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◆ 最近は、体と生活リズムが壊れてるところです。 (2012/09/23)
 
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用事があって昼前から札幌は大谷地までバイクを走らせていたのだが、その途中でパン屋を見つけた。
そう言えば引っ越して半年が経つのに、近所のお店についてあまりに情報を持っていない。朝ごはんを食べていなかったこともあったし、開拓のつもりで札幌市厚別区『デュパン』の中を覗くことにした――

などと、道すがらの巡り合わせをドラマティックに表してみたが、営業開始から12年経ってるんですね。へえ。
店内の広さは、姉が経営するぴこらぺこらとほぼ同じ。ただ、店の奥にレジがある配置のせいか、陳列のスペースがあり、パンの種類も多い。惣菜パンの多さも目を引く。
とりあえず3種、チョコチップの乗ったカスタードクリームパンと、カレーパン、ハムとオニオンのベーグルを購入する。

カスタードクリームパンは、濃厚すぎず、あっさりしすぎず、それよりもパン生地の柔らかさがかなり菓子パンって感じだ。「くにくに」している。おやつに、良い。

カレーパンは「そんなに辛くないですけど……」と言われて食べてみたが……寧ろ、すっげえええ甘い!!! こんな甘いカレーパン、今まで食べたことあったっけ? ってくらい、甘い。
ゆで卵の輪切りも入っており、それが更に甘さに拍車を掛ける。美味しい。けれど、欲を言えば辛くしたバージョンも食べてみたい。揚げパン生地は、油っこくなくて良い。

ベーグル。美味しい。
レタスにハムに刻みタマネギにマヨネーズ。大きさは、成人男性ならかぶりついてわしわしと食べたいくらいのサイズ。
甘さと、丁度良いバランスの酸味。うん、劇的ではないけれど、美味しい。

今度また行ってこよう。


-----------------------



バックミラーに忍びの者』と同じゴロを感じたので、古本屋で購入。
こう言うの見つけちゃうと、「ああ、サイトに本のレビューコーナー作ろうかな」と考えてしまう。いろいろやりかけのこと山積みなのに。

でも例えばね、日本のどこかで誰かがこの本見つけて、「幼女www目ェ光ってるしwwwどんな本よこれwwwwww」と興味を持ったとして、その時にこう言う本ですよって紹介しておくサイトって、あったら便利だと思うの。
ちなみに『闇に光る幼女の目』は一応検索でヒットするんだけど、『バックミラーに忍びの者』は全く内容調べられなかったぞ。

と言うことで幼女なんだけど、表紙の見返しに、ふふ、




「抽選して下さった日野日出志先生」(原文ママ)がいるの。

て言うかゲームデンタクが何だか解らんが、モザイク部分、当選者の実名と、アパート名まで記載の住所がばっちり載ってるんだよね。おおらかな時代だよなあ。
1985年2月16日発行だからこの人たちいま40~50代だよ。ひとり珍しい氏名の人をググったら犬の競技会に参加してたよ。

それはそれとして、内容は、あはは、すげえつまんねえ

いや、ドラマはよッくできてるの。工場勤めの若い男、タケシが夜道で幼女を轢きかけるんだけれど、無事を確認しても尚放っとくわけにも行かず、更に「おにいちゃんちへいく」と駄々をこねられて、仕方なく自分の住むボロアパートに保護するハメになる。

そのせいでタケシは走り屋の集会にも出られず、幼女を養護施設に預けようとするも夜中に担当者から呼び出されるなど奔走させられるが、不思議な事にそうやってタケシの予定が狂う度、他グループとの喧嘩に巻き込まれずに済んだり、アパートのガス爆発に遭わずに済んだりと危機を回避している事に気がつく。

さて、タケシには目の病気で手術を控えている妹がいた。
手術が成功する見込みは決して高くはなく、それでもタケシは妹の手術費用のために日々仕事に勤しんでいるのであった。
そしてアパートも全焼し工場で寝泊りするタケシのもとに、養護施設から連絡が来る。
「あの子がお兄ちゃんに会いたいって言って、いなくなってしまったんです」

慌てて施設へとバイクを走らせるタケシ。しかし途中で対立する走り屋グループに因縁をつけられてしまう。もどかしい気持ちを抑え果敢にも立ち向かおうとするタケシ。
そして一触即発――と言うところでその場に幼女が現れ――


いや、ね。
オチを言ってしまえば、その走り屋たちが幼女の神通力で失神して、タケシが幼女に駆け寄ると幼女、目から血を流している。
「ど…どうしたんだよ そ…それは!?」
「もう お兄ちゃんちへ行かなくていいの …目が見えなくなったの……」
と、つまり、幼女は自身を心配し、また自身のために奔走してくれたタケシのために、最後に妹の身代わりになって目の病気を受け持つのね。

ふっ、とタケシの目の前から消える幼女。
妹の目が突然良くなったと言う、母親からの連絡。
《それからタケシは毎晩オートバイを走らせています。あの消えた女の子にいつかきっと会えるような気がして……》





いい話かよ!!

いや、いい話でもいいんだけどさ。でも、めっちゃ怖い本の装丁してるのに。幼女の目もただ光るのではなく「闇に」光ってるのに。ドラマとしてはガッチリ組み立てられているんだけれど、つまりタケシはいいヤツでした、心優しい彼に幼女は応えましたって言う、いい話かよ!!
話も無難すぎて盛りあがりに欠けるよ!!

とにかくね。今日の日記のコンセプトである、日本のどこかでこの本を見つけて、興味持っちゃった人へメッセージを寄せると、

この本に興味を持った時点で買って失敗すると言うことは無いから、買えば良い。

なお、私は500円で買いました。その値打ちはある。
 
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