札幌市白石区にはさまざまなサークルがあるが、区役所に行くとこれがなかなか多くてびっくりさせられる。まず間違いなく言えるのは、
ヨガタンポポとコスモスヨガは対立する関係なのだろうということだ。
しかし
カトレア会や、
ライラックと言うのは想像ができる。それぞれ、花を愛でているのだろう。
舞ワールドも、世界を名乗るにふさわしいかは解らないが、きっと、舞っている人々の集まりなのだ。
意外と、
ちょうの会などの正体がつかめない。
標本を持ち寄るのだろうか。或いは捕まえに行くのだろうか。そして蝶をくしゃくしゃにしては、「そうか、つまり君は、そういう奴だったんだな」とエーミールごっこでもするのだろうか。
さつき会も、5月以外の時期に何をするのかが分からない。きっと、5月になったら元気になるクラスタの集まりなのだ。
どんぐり会も奇妙なもので、どんぐりばかり集めてもどうにかなるものでもないし、主催者の風貌がどんぐりに似ているのかもしれない。
ホワイトリリーは女子中学生による百合的活動の会合であってほしい。
問題は
聖楓会だ。
なにせ聖属性である。アンデッドは消滅するほかない。楓というイメージから、ツインテールロリ魔法少女の専用呪文であることは疑いの余地が無いが、もちろん「ロリ魔法」ではなく「ロリ(魔法)少女」という意味の修飾なのだが、きっと公民館の多目的会議室に魔方陣などを書き、ヨガタンポポ、コスモスヨガ、更には
ヨガ湧々の三つ巴勢力図を、実はいいように操っているのかもしれない。
しかしそこに対立するのは
平雲会と
光宝会だ。
いずみ会は特に関わらない。
聖楓会の独断的な活動を良しとしないこれら会合は、ヨガ活動の自由化を求め全面戦争に備える。
だが!
だが、その三つ巴も所詮は
華水会の掌の上の争いごとに過ぎない。華水会と来たら
白石シニア食健の会を手指が如く扱い、聖楓会ら幹部を牛耳っているのだ。
それでも!
それでも、華水会は常に
白樺会、
椿会の脅威に晒されている。弱みを見せれば白樺会からは
はまゆうコーラスが、椿会からは
ひょっとこ踊りがアジトの乗っ取りに来るだろう。
なかんずく!
なかんずく、ひょっとこ踊りは手ごわい。それぞれヨガサークルには内通者を送り込んでいるし、
パープル会を手下に従えているので、不興を買えばたちまち紫色にされてしまう。
トッケイゲッコウ!
トッケイゲッコウ、ホワイトリリーはそれでもホワイトである。周りで何が起きていようと、メンバー各々のレズビアン的欲求を
ハンド優の精神と
絹ごろもの手つきで満たしているだけなのだ。
チャック・ノリス!
チャック・ノリス、しかしその平穏も長くは続かない。
ニーハオ会の台頭だ。何せ奴らニーハオしか言わない。その勢いたるや、
いきいき3B体操も物怖じするほどだ。
何せ、妙な話である。区民サークルがこんなにあるだなんて。
当然ながら、各サークルを貶める意図はありません。
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