うああ、すっごく暑い。
昨日は北見で37度まで上がったらしく、今日の空知、石狩、後志も、夕方以降の曇り予報を控えながら30度近い気温をキープ。ひどいのは、全く風の無いことだ。
ええとね、北海道の地理だものね。道外の人は申し訳ない。
北見は道東に位置する、なかなか大きな市。道内8位の人口とそれなりに手広く存在する商業施設から、オホーツク地方最大の経済圏と呼ばれている。が、北見市自体が持っているものというのは正直ピンとこなくって、また広大な面積ゆえに隣接自治体が多いことから、市民も「通り過ぎる街 北見」と言うキャッチフレーズを自虐的に使用している。
あ、ハッカがあったわ。名産。
違う、北見の解説をしても仕方が無いんだよ。
私が住む札幌市は石狩支庁にあって、実家のある三笠市はその隣の空知支庁なの。何だか、今年の春から支庁でなく、総合振興局って枠組みになったらしいけれど、正直知らない。
んでね、この前誕生日だったし、その他もろもろ私の家族にもいろいろ節目があったから、よし、実家に集まって飲もうと言うことになって、それで今、三笠なわけ。この記事も母親のパソコンから入力中。
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前置きが長かったけれど、今日は小樽に行ってきた。
海に面し、観光地としても有名な小樽市は後志。「しりべし」と読むぞ。
個人的にはあまり思い出の無い街で、記憶にあるのもせいぜい見学旅行くらい。おたる水族館って、あの時行っただろうか? あ、高校の部活の遠征でも、なぜかマイカル小樽に寄ってたね。
なぜ小樽かって、今日札幌市内での用事がある姉を送らなきゃいけなかったんだけれど、じゃあついでにドライブでもしよう、それで、札幌も通り過ぎちゃおうってことになって。それでなのね。
記憶はさすがに薄いので、改めて小樽をよォく見てみると、なかなか変な街だ。昔、港湾都市として栄えたためか、レンガ造りのレトロな建造物が多く、それに混じって北一ガラスの関連店やオルゴール館などが雰囲気を似せて立ち並ぶ。
ただ、ひとつの通りを出てしまえばすし屋が大量に並び、開拓時代の雰囲気と、海沿いの町としての汐臭さが平然と同居している。
小樽運河も、整備されたとは言え観光資源としてのインパクトはささやかなもので、運河沿いに並ぶひと気の無い商店街や、「ルミコ」だの「みゆき」だの言う昔ながらのスナック群は、うら寂しい雰囲気すら漂わせている。
小樽サンモールって、一番街より後ってあるの? 一しか見つけられなかったんだけど。
サンモール商店街で見つけた、気になったもの。
怖ェッス。ケズったら呪われそうです。
て言うか、もっと、小樽らしい町並みの様子って撮ってないの?
これだってかま栄の前でたまたま出会ったマスコットキャラだし、最初の写真がオイコラ駐車場ってね、すいませんね、旅日記の役目果たしてない。
北一ガラスも、からくり動物園も、北菓楼も見たんだけれども、写真ってホント唯一、
どう見ても拷問中みたいな展示方式だけなのよ。も、もしかして旅行へたかな、私。
餡とさつまいもの入った「いきなり団子」は美味しかったけどね。
やったら馴れ馴れしい、接客業ちょっと勘違いしてねえかってねーちゃんが注いでくれた「はちみつの水割り」も、歩き疲れた後の一口には良かった。
ただはちみつパワーもそう長く保つものではない。
一応、余市まで行くとウィスキーもあるんだけれど、風もなく、蒸し暑い屋外を歩くにはエネルギーがいるので、諦めて退去。
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おまけ。空知の変なもの。
「栗沢のいちごは栗沢一だ」そりゃ、栗沢町内で勝負している限りは栗沢一でしょうよ。
「たべたくなるほど、おいしい」と言うキャッチフレーズも、食べ物ならば食べたいのは当然なんだから、全く活きていない。「繰り返し食べたくなる」くらいにはできなかったのだろうか。
たぶん、そう言う意味ではない。 PR