友人・大将からは大小さまざまに頼まれごとを受けるのだが、今回は報酬付きだった。
ねるねるねるねと、
どどっとつぶぴょん!。
トレイに水を注いで、1の粉を入れてと言う、なんなんだろう、調理菓子って言うんだっけ? 違うよね。とにかく何らかのジャンルの駄菓子を貰った。
夕暮れ時、オレンジ色の光差し込む環境で俺は何をやっているのだろう。
2つ同時に作っているのは、もちろん混ぜるためなのだが、それにしても、なぜ1の粉を水と混ぜると粘っこい甘いものになるのか。作っていて解らない。理科ってすごい。
2の粉でできた液体を、1の粉で作ったソーダジュースに混ぜる。スポイトつき。何かに使えないだろうか、これ。
いざ2つの駄菓子を混ぜようとして、こぼす。
夕陽が沈まんとしている。より、オレンジ色の光が強くなったように思う。
ふと、これが25歳の男が休日に部屋でやるべきことなのかと、疑問が脳裏をかすめる。
駄菓子は、甘すぎた。がりと砕ける砂糖ビーズのせいかも知れないが、歯を傷める甘さだと直感した。なので、先程から写真の端に映っていた日本酒を注ぐことにした。
いや、これも「松竹梅の上選と佳選ってどのくらい違うの?」と飲み比べすべく買ったものなのだが、それはそれで非常にダメな企画なのだが、もういよいよ、甘いやらシブいやら。
良い子のみんな。こんな大人になってはいけない。
PR