世界樹の迷宮IVが7月に発売されていたが、勿論私もプレイしていないわけがなく、大変楽しく遊んでいた。発売からは2ヶ月半ほど経つが、
やっとコンプリートしました。プレイ時間は98時間。3DSで遊んだ全てのソフトの中で当然ダントツの熱中度だ。
今作は操作のスムースさや、3DS自体の解像度アップによる文字の認識が非常に良く、より洗練されたインターフェイスもあって、過去シリーズの中でもとても遊びやすかった。
発売前に言われていた「3DダンジョンRPGだから3D表示に相性が良い!」というのは、残念ながら、というか大方の予想通り「ギラギラして見づらいだけ」のものでしかなかったが、サブクラス(別職業のスキルを取得できるシステム)のスキルレベル制限など絶妙にバランスの取れたゲームだった。
バトルに関して、各大ボスは相変わらず強くて良い。
全体大ダメージや封じなど理不尽な技を持っていたり、行動パターンを覚えておかないと必ず死んだりという面を持ちながら、ひとつスキルやアイテム、ゲームシステムから発想を広げるとその戦略で大幅に難度を下げることもできる。
反面ダンジョン内をうろつく強敵、それも本来「戦わずに避けるべき」なはずのF.O.Eたちはどうにも弱すぎる。アイコンの強さに応じた色わけなどひとつダンジョンを越したらもう気にすることはなく、従来のような仕掛けとしての強モンスターではなくなった。
できればやはり、上記に書いた大ボスよりも強い存在であってほしい。大ボスは「“撃破”すべき強敵」だが、F.O.Eは初代からずっと「避けて、或いは上手に同士討ちさせて“対処”する強敵」だったからこそ、独特のシステム足り得たはずである。
ただ無論、単純に邪魔な中ボスというだけであれば、バトルのバランスは大きく崩壊してはいなかったと思える。
バグや罠スキルは少なく、カジュアルモードの搭載による新規ユーザ開拓の狙いもあって、しかもクリア後の裏ダンジョンには初代世界樹でのストーリーの核心をもう一度リマインドさせるようなエピソードも登場した。
そのため続・世界樹の迷宮 I という印象でクリアしたが、また是非、V、VI と登場してほしいもの。
一応ゲーム内では「前時代(現代)のシンジュク」から語られる壮大なバックストーリーもあるのだし、その際はいよいよダンジョンゲーというだけなく、年表くらい作られそうな勢いで肉付けがあると嬉しいものである。
ギルド : アスティカメンテ
羅刹状態で雷を落としまくるルーンマスターくっつけてます。
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