昨日の“夕焼け”の曲について、既に3通の歌詞の応募があったもので、本当に感謝しております。言っとくけど、抽選じゃないからね。全部アップするからね。
イラストの事もあるので、動画のアップは再来月になるかと思うけれど、必ず使うから。
……まだ応募してきてもいいけどね。じゃんじゃん来い。
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んで、ボカロと言えば、昨年にもひとつ、ニコニコに上げたのだった。
早い段階から「物語音楽」のタグをつけられたのだけれど、何人気づいただろうか。二、三人かな。
これの歌詞って、
PSを代表するバカゲー『鈴木爆発』の内容を説明してるだけなんだよね。
時を刻む蜜柑が私を月へと導くの 鈴木爆発は、身の回りのものの形をした爆弾を解体するゲーム。
第1ステージは「蜜柑」で、その後の第4ステージは「月」だ。
電話が鳴り続けているの森の中 第3ステージ「携帯電話」のデモは森のシーンから始まる。
影さえ牙を剥くの 第9ステージは「影」。影すら爆弾になる。
気づけばあの歌が聞こえるの このゲームには全編通して「まわる~まわる~」と言う妙に耳に付く曲がテーマソングになっており、特定のステージで流れる事がある。
電気の音がする耳の奥 何せ扱うのがデジタル時計付きの爆弾で、ステージの終わりは必ず「赤か青か」の二者択一。電気の音くらい、そりゃあ、聞こえる。
朝霧の妄想が私を海へと導くの第8ステージ「海」は、鈴木さんが突然わけもなく海にワープするデモから始まる。
開けば水が溢れ出すの箱の中 そのデモの中で、車のドアを開けると中から水が溢れるシーンがある。
闇の中飛び込めば響き渡るマレットの音 全ステージ共通して、ギミックを解除して次のエリアに進む時の演出は、暗闇に効果線が浮かび木琴のフレーズが流れると言うもの。
獣が待っているドアの奥 それらエリアの境目を「扉」と例え、爆弾を「獣」と例えればこうなるだろう。
廻(マワ)る 廻(メグ)る 上記のように、「まわる~まわる~」と言う印象的な歌がこのゲームに存在する。
それが狙い! このゲームの爆弾解体では、複数のギミックを交互に動かしたり、ネジを回す場面がメイン。そうする事でクリアを目指して行く。
やがて貌(スガタ)
爆弾の本体が見えてくる、と言う事。
いずれは影だ! 第9ステージは「影」は、最終ステージの2つ前に登場する難関ステージ。
探してる
青と赤に鋏はにび色に光る
この時を焦がれてる このゲームでは、ステージの最後に赤と青の2本のケーブルが表示され、どちらか正しい方を切らないとクリアできない。
私宛てのラブレター ステージ中には、多くの「爆弾魔からのメッセージ」が封筒を模したステッカーに書かれている。
未だ見ぬステージを求めて…… 次のステージへどうぞ。
「ナツノヤドリニタタズムノハダレ?(夏の宿りに佇むのは誰?)」最終ステージのデモは、夏の森が舞台。そして爆弾は「伊藤さん」。
うなる
吠える HARDモードだと多くの箇所で緊急爆破タイマーが作動し、サイレン音が鳴り続ける。
必然
果たさん そりゃあ、何とかしないと死にます。
光る
揺れる
幽かに落ちる ゲーム中に登場する様々なギミックの動作を表現。
幾日の束縛と怖気と好奇に身を委ねて爆弾を解体する行為そのもの。
気取られず微笑むの第8ステージ「海」では、残り時間40秒になると鈴木さんがわけもなく笑い出す。
心の時計がゼロを指す前に最終ステージ「伊藤さん」に登場する爆弾は、心電図と心臓がモチーフ。
このドアの向こうに新たな朝を見る 「伊藤さん」のひとつ前のステージは「ドアノブ」。そして「伊藤さん」のデモは日中のロケ。
そして私はあの子と手を取り合う…… エンディングでは鈴木さんと伊藤さんが並んで歩くシーンがある。
なんかこれ、もしかして、ギャグを説明する恥ずかしさを伴ってない?
で、でも、誰も突っ込んでくれないんだもの。
基本的に、私が書く歌詞と言うのは、必ずヨソにイメージする明確な題材がある。そして、そう言った外部の題材を、うま~く自分のスタイルとして昇華する技能は私には無い。
なので、実はこの曲のように、全部が状況説明だったりもする。
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