実家に居る。
父親は相当な漫画好きだから、帰ってくるたび新しい漫画が読めるのが幸せだ。
首斬り朝、弐十手物語、浮浪雲、子連れ狼と言った時代劇は、自身で買う事が無いぶん、新鮮な気持ちでハマることができる。
時代劇ジャンルなら最近の作品でもアリなようで、ふた月前、母に飛行機予約の仕方を教えに行った時は『さらい屋五葉』が、今回は『Y十M』が新たに入荷していた。
『無限の住人』も、ずっと前から新刊の発売を追い続けている。
ちなみに先日手に入れた西岸良平の短編集(初版含む)を見せびらかそうと持っていったら、既にコンビニ廉価版で揃えていやがった。ぬかり無く、また効率がいい。
そしてその横に、篠原とおるの『さそり』が並んでいるのがたまらない。
『三国志』『項羽と劉邦』『ぼのぼの』『オークション・ハウス』『三丁目の夕日』『伝染るんです。』『ひまじん』『探偵学園Q』『かりあげクン』
並びの基準はサッパリ解らないが、左から右へ順番に読んでいくと、いろいろなジャンルがシャッフルされて面白い。
ついには『火の鳥』の横にリュパン対ホームズ、江戸川乱歩短編集、ボードレール詩集、リルケ詩集……漫画の垣根とイロイロなものを越えてしまった。
今日は『大江戸柔肌御用帳』のあと『Lady Love』を読んで星新一でシメだな。
乱雑で、不整合で、何が好きだと問われれば、創作物の魂が好きなのだ。
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余談。
いつも父親が使っているパソコンでいま日記を書いているが、今年初めくらいからデスクトップにやたらphpファイルが増えているのが気になっている。
拡張子をtxtに変えて中を見たら、どう見てもエロ動画サイトのhtml。
つうかエロ動画のサンプルwmvそのものまで、保存されてるじゃないか。
グーグル検索とyoutube閲覧と図面作成(建築業なので)しかできないハズなので、自身でダウンロードを試みたのではなくなーんかうっかり
「ピタゴラ装置式ダウンロード」(いわゆる何にもしてないのにパソコンがおかしくなりました現象)が行われただけとは思うが、
――還暦近いとなると逆にね、いっそ、エロ動画を自分の意思で落とそうとしてたってほうが健康には良いと思う。
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